出発当日の出来事

さて、いよいよ出発当日を迎えました。

飛行機の出発時刻は16:40ですが、すでにWEBチェックインをしてあるので15:40までにチェックインカウンターに行けばよいということになっています。

関西空港の駐車場は高いので、りんくうタウン駅近くの駐車場(24時間毎に500円)に駐車する計画です。15:00前にりんくうタウン駅を発車する電車に乗れば大丈夫だと思うので、駐車場には14:30頃には到着したいところです。

Google mapによると、自宅(大津市)からりんくうタウンの駐車場まで1時間半から2時間ぐらいかかるようです。逆算すれば、12:30には自宅を出発したいところ。子供たちには、修了式が終わったらチンタラせずにすぐに帰って来いとはいってありましたが、下の子がなかなか帰ってこないのでヤキモキしました。

何とか、12時過ぎに帰ってきて、それから大慌てで準備させて何とか12:30に出発することができました。あとは、想定外の事故渋滞とかが発生しないことを祈るばかりでしたが、特にトラブルもなく、14時過ぎにはりんくうタウンに到着しました。

ただ、ここで予想外の出来事が発生! 何と駐車を計画していた駐車場が私たちの前の車が入った時に「満車」となってしまいました。まだ時間に余裕がありましたし、私たちの車の後ろにも車が来てしまい、出るに出られなくなったので、10分ぐらいその場で待っていたのですが、出庫する車が全くありません。後ろの車もどこかに行きましたし、このまま待っていても出庫の気配がなさそうなので、私たちも別の駐車場を探すことにしました。

24時間600円の駐車場が近くにありましたが、すんなりそこに駐車するのも何か悔しいので、ほかに500円のところがないか探し、無事に見つけることができました。ここの駐車場は、まだだいぶ余裕があるようでした。

(ただし、私たちが帰国した時点では、かなり埋まっていました。ピーク期にはりんくうタウンで駐車場を当日探すのは危険かもしれません・・・。)

その後、予定より早い電車に乗り、関西空港に向かいました。そしてエアロプラザから連絡バスに乗り、第2ターミナルへ・・・。ところが、出発予定便の表示を見ても、われわれのフライトの情報がありません。というか、そもそもエアアジアのカウンターがない?

???

何と、エアアジアXは、普通に第1ターミナルからの出発だったのですね。

エアアジアXLCC」→「関空LCC専用の第2ターミナルができた」→「エアアジアXは第2ターミナルからの出発」という思考回路で、第2ターミナルからの出発であると疑うこともなく信じ込んでいたので、大いに焦りました。結局、予定よりも早く関空に来ることができていたので、再び連絡バスに乗り、第1ターミナルに行っても間に合いましたが、時間ギリギリに着いていたらターミナル間違いで乗り損なうところでした。危ない危ない。

(というか、第2ターミナルって、ピーチと春秋航空の専用ターミナルという感じですね。第2ターミナルができた時のマスコミの報道の仕方だと、LCCは全部こっちになったような感じに思えたのですが・・・。)

というようなことがあったので、エアアジアXのカウンターについたのは、15:35ぐらいでした。エアアジアXは無料で持ち込める荷物の規定が厳しいので、どうなることかと心配でしたが、家族全員分の荷物を乗せて、それが28キロ以下ならOKという感じでした。私たちの荷物は全員分で17キロしかなかったようなので、問題なく通していただけました。

あとはセキュリティチェックを受けて、出国審査を受けて、搭乗ゲートに向かうだけです。私が良く海外旅行に行っていた頃(2000年前後)は、日本人が大多数だったのですが、今となってはほとんどがアジア系の外国人の方々で、日本人は圧倒的少数派になっているのですね。外国の方々が多数日本に来てくれているのは喜ばしいことですが、日本人が国内志向になりすぎていないか?とちょっと心配になりました。

エアアジアXは第1ターミナル利用だとしても、LCCだからどうせ飛行機の下までバスで行ってタラップで飛行機に乗り込むんだろう、と思っていたのですが、なんと普通にゲート横づけで乗り込めるのですね。だったら普通の航空会社と全然違わないやん、ということで、ちょっと拍子抜けでした。

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エアアジアX

ただし、さすがLCC、機材の到着遅れのため出発が遅れるという連絡が入り、結局30分ぐらい遅れての離陸となりました。

出発前の手配

行く日程と行先が決まれば、あとは航空券等の手配です。

今回が初めてのLCCの利用ですが、いろいろな方のブログ等を拝見させていただいたところ、LCCの航空券は早く買えば安く買えるというものでもない、ということが分かりました。

むしろ、売り出しからある程度時間が経ったほうが、安くなる場合が多いとのことで、空席が多い場合には、出発直近のほうが安くなるというケースもあるようです。

そうは言っても、値段が下がるのを待って、席が取れなくなっては一大事です。

出発1年ほど前から、日々空席状況を見ながら、いつ購入しようかと思案していましたが、結局2017年4月(約8か月前)に購入しました。

行きの便(12/22発 537便)は、機内食(18リンギット×4人)を付けて4人分で104,804円、帰りの便(12/26発 532便)は、追加料金一切なしで2,644リンギット(決済時換算額69,299円)でした。なお、エアアジアの便は、同じ日に予約した場合でも往復で買うのと片道ずつ買うのとでは料金が異なるようで、片道ずつ買ったほうがお得になる場合が多いようです。

(実際、私たちの日程では、往復を買うのと片道ずつ買うのとではかなり大きな違いがありました。)

一方、宿については、7日前までにキャンセルすればキャンセル料がかからない、ということで、2017年1月(ほぼ1年前)にagodaで予約しました。本当は現地で自分で宿を探して歩くのが好きなのですが、クリスマスの日はマレーシアでは祝日になっていて、マレーシア人の旅行シーズンでもあるようなので、(子連れでもありますし)あらかじめ予約しておくことにしました。

(実際、パンコール島は現地の人で大混雑になっていたので、当日現地でホテルを確保するのはほぼ不可能だったと思います。予約しておいて良かったです。)

ちなみに、宿の値段(4人分)は、

12/22の宿(KLセントラル)

 Metro Hotel@KL Sentral:155.87リンギット(Quadruple Room)

12/23の宿(ブキッビンタン

 My Hotel@Bukit Bintang:161.97リンギット(Family Quad)

12/24の宿(パンコール島)

 Lot 10 Fun House:183.09リンギット(King Double)

でした。

また、12/23に利用するレンタカー(Hertz)が、カーナビ付きで249.10リンギットでした。

(ちなみに、カーナビ付きにしたのは全く意味がありませんでした・・・。)

クアラルンプールからルムッまでの移動に使うバスも、Bus Online Ticketというサイトで事前購入しました。大人3人+子供1人分、決済手数料込みで、

往路(12/24 Transnasional社):107.96リンギット

復路(12/25 Plusliner社):108.46リンギット

でした。実はバス代自体はどちらの会社も同じで、値段の違いは決済方法の違いによるものです。先に往路の分だけクレジットカード決済で購入していたのですが、購入から10日ほどたった後、クレジットカード会社から「カードを不正利用されかかった形跡があったため、カードを使用停止したい」との連絡が来ました。そのカードはこのバスチケットの購入以外使用していないので、バス購入時に入力したカード番号等がその後不正に使用されかかったものと思われます。ということで、復路のチケット購入については、Paypalを使ったクレジット決済にしました(これも怖かったですが・・・)。

ということで、結局、ほとんど全て出発前に日本で手配する形となってしまいました。便利な世の中になったということなんでしょうけど、現地で苦労して切符を買ったりするのが旅の楽しさだったりすると思うので、ちょっと複雑な気分ではあります。

行先の決定について

子供連れの海外旅行として、まず思いつくのはグアムですが、子供たちの記憶にほとんど残っていないとはいえ8年前に一度行きましたし、今回は久々の海外、かつ今後もしばらくは行けそうにないので、できればもっと遠いところに行きたいなあと思っていました。

また、LCCなるものに一度も乗ったことがないので、一度乗ってみたいという思いもありました。

ということで、一人当たりの航空料金(往復)が5万円程度までで収まるところで、なるべく遠いところで、子供たちにも楽しめるところ(でも自分も楽しめるところ)、という条件で、色々と検討をしてみました。

やはり海には行きたいので、「それなりにきれいな海があって、LCCで行けるところ」という条件で検討した結果、タイ(バンコクサメット島)、マレーシア(クアラルンプールとパンコール島)、フィリピン(セブ島)が有力な候補となりました。

個人的には、まだフィリピンには行ったことがないので、セブ島がいいかなあと思いましたが、現地で公共交通機関を利用して自由に動き回ったりするのは難しそうで、子供たちにとって(記憶に残る)最初の海外旅行としては難易度が高いかなあという思いもあり、また航空料金もタイやマレーシアより高くつきそうな感じだったので、最終的にはタイかマレーシアかの二者択一になりました。

見どころの豊富さではタイのほうが上かなあとも思いますが、マレーシアには異文化感が強いという魅力もあり、大いに迷いました(どちらも大好きな国なので・・・)。結局、私たちの日程だと結構航空料金の差がある(クアラルンプールの方がバンコクよりだいぶ安い)こと、パンコール島とサメット島の比較でいえばパンコール島のほうがきれいそうな感じであることから、マレーシアに行くことに決めました。

下の子が「象が見たい」というので、現地1日目にレンタカーを借りてクアラガンダー(Kuala Gandah)というところにある象の保護施設(elephant sanctuary)に行き、2日目から3日目にかけてバスとフェリーでパンコール島に行くことにしました。

日程の検討について

子供が幼かった頃は、数回海外旅行に行ったことがあります(ただし、子供の記憶にはほとんど何も残っていません・・・)が、子供が小学校に上がってからは久しく海外に行く機会もなくなり、パスポートも期限切れになったまま放置している有様。この先も受験等があり、より海外に行くことは困難になるでしょう。

このまま、じいちゃんばあちゃんになるまで海外に行けないのかなあ?と思っていましたが、上の子が中学校2年生、下の子が小学校4年生というタイミングなら行けんこともないかなあと思い直し、一念発起して家族連れ海外旅行に行くことを決意しました。

さりとて、航空料金が高騰するピークシーズンに4人分の旅費を負担する余裕はありません。また、学校を休ませたり、部活の大会や少年野球の試合を休ませたりもしたくはありません。出発日ごとの航空料金の変動を調査しつつ、極力いろいろな行事に影響しないようにあれこれ検討した結果、小中学校の2学期の終業式の日(平成29年12月22日)に子供たちが帰宅次第すぐに出発し、12月26日に日本に帰ってくるという日程なら何とかなりそうだ、という結論に至りました。

ブログ開設について

平成29年(2017年)12月22日から12月26日にかけて、家族4人(40代夫婦+中2男子、小4男子)でマレーシアに行ってきました。

旅行の計画を立てる際、いろいろな方のブログから情報収集させていただき、とても参考になりました。とは言え、マレーシアに関する情報って、ほかの国(タイとか)に比べるとまだまだ少ないような感じがしました。

今回の私たちの体験談も、誰かのお役に立つかもしれないと考え、思い切ってブログを開設することにしました。

今後、暇を見つけながら、徐々に情報をアップしていきたいと考えています。

子供連れで海外旅行を計画されている方の参考になれば幸いです。